今回は女性の骨盤についての本です。
妊娠出産期の女性だけでなくあらゆる年代の女性に知っていただきたいものです。
女性の骨盤や骨盤まわりの筋群はとてもユニークで、そして、とても繊細です。
骨盤まわりのケアは、女性の一生を左右するもの。ホルモンバランスの崩れや将来的に尿漏れなどにつながったり。逆にケアすることで生理痛など改善に繋がったりという話も聞きます。
日本には、骨盤ケアに特化した理学療法士などの情報は少ないですが、フランスでは産前産後に理学療法士などによる指導がなされるのが一般的なようです。この本もフランスの理学療法士の方が書かれた本です。少し込み入ったところもあり、少々お高めの本ではありますが、読む価値はある本です。気になる方は是非。
以下、書籍から抜粋:
ネット上には様々な情報があふれ、妊娠・出産期に「骨盤ケア」が必要なことが周知されるようになったわりには、妊婦個人の意識や施設ごとの対応に大きな差があり、有効なケアにつながる人は一握りにすぎないと感じる。本書では骨盤そのものだけでなく、周囲の筋や軟部組織、骨盤内臓器等々が、常に動き変化するネットワークとして詳細に解説されている。「今、何がおこっているか」をイメージしやすくなり、「何をすべきか」より明確になる。
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